The New Setsuko's Diary

Baroqie Violinist Setsuko Sugita ヴァイオリン奏者 杉田せつ子/ 日々のふとした瞬間を、お話するように書き留めていけたらと思います。 古いブログはこちら→http://setsukodiary.cocolog-nifty.com/blog/

ベートーヴェンのソナタ「春」の
リハーサルに出かけてきました


ベートーヴェンの生きた時代に使われていた
素晴らしいオリジナル フォルテ・ピアノが香川県に運ばれ

そこで開かれる古楽音楽祭
「せとうち国際古楽祭」
開催の方向で御関係者様みなさまが奔走していらっしゃいます


いろいろな思いが錯綜しますが


希望を持って
演奏に臨みたいと思います
.......................................................

と書いたまま、下書きのホルダーに入っていました


リハーサルの数日後に、中止が決定しました


残念ですが、状況をみると致し方ない、最善の決断がなされたように思います


ご主催の皆様はさぞ大変なことですし、お気を落としていらっしゃることかと拝察申し上げます

またきっといつか
皆さんとご一緒できて
そして多くの方に演奏をお届けできますよう
心より願っています

なんと言っても今回私は
素晴らしいピアニスト、平井千絵さんと
初めて共演させていただくはずでした

1度だけのリハーサルにとどまりましたが
それでもとても思い出深い時間が
胸のなかにのこっています



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このコピー譜は、ウィーン留学時代にサモヒル先生の指遣いや弓使いが
きっちりと書き込まれている先生の秘蔵楽譜のコピー。書込みはいつでも青鉛筆。なぜならば、
薄暗いオペラ座のオーケストラピットでの灯でも見易いから。
今や忘れられた...これもひとつのウィーンの伝統です。



世界じゅうで

多くの人が
できるかぎり家の中にこもっているなんて


これまで一度も経験のないことです


いろいろな催し、そしてコンサートが
中止になっています


今日はとうとう
少しウォーキングに出かけました

桜の開花がこれまた前代未聞の早さ!
もう夜桜が楽しめるほどに咲いていました

そして
ちっとも寒くありません...

我が家のけやきは、いつもならば
桜の花の散るころ...4月の中旬ぐらいから芽吹くのですが

異例の早さで新芽が顔を出しています

驚くことばかり!

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過日...親友 くるちゃんの volga volgaの展示会があったので
そこでほんの少しだけ演奏いたしました♪

ほんとうは、ミニライブ...という予定だったのですが
それは中止にして

ほんとうに友人たちだけ数人のときに
ちょーっとだけ...!


見えない敵と闘うのは
むずかしいことですね・・・・・


イタリアを筆頭に、欧州で猛威をふるっていて
それはそれは心配です


これを期に、人の流れや、物の流れなど、
様々な事に変化が生じるのは必須のことでありましょうか


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今日から ソファに登ることを禁止してみることに...

抜け毛の季節になったようで
それはそれは大変な量の毛が抜けます

抜け毛さえなければ
どこにいてくれても良いのですが

こうなってくると

人間さまがくつろぐ場所が塞がってしまうので


基本的には乗らないでいてもらおうかと
相成りました

果たして居心地良さそうにしていた場所を
急に変えるとなると...

どのような反応になるかと心配でしたが

すぐに順応しようとしてくれています


当然ながら
何度か登ろうとしましたので

その都度 だめよ と優しく諭してみました

そうすると

にゃーと言いながら移動して


二度ほど致しましたら

今、、、
夜更になっても

新たな場所にちゃんと収まり
眠ろうとしている様子です

何とも健気で

いじらしいです


こんなにも
協調性のある猫って


いるのかしら....

と、おそらく
ご多分に漏れず!?!
親バカになっています
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受賞おめでとうございます!文部科学大臣賞


ちょうど一年前、共演させていただいたソプラノ歌手
加納悦子さんが
この度映えある賞をご受賞なさいました。

共演のお誘いをくださったのは
チェンバリストの朴令鈴さん。

お二人の息もぴったりのところに
私は数曲で共演させていただきました。

そんな私までとても嬉しい気持ちになってしまいます。

ご縁に感謝いたします♪

以下、文部科学省のサイトより。


加納悦子氏は,オペラ,オラトリオの分野でも日本最高水準の名歌手である が,
その本領はドイツ・リートで最も見事に発揮される。
ドイツ・リートの源流とも呼 ぶべき今回のプログラムは,
「30年戦争」から雄々しく立ち直るドイツの社会的背 景まで熟知した極めて学術的にも高度な選曲である一方,
そのプログラムが微 塵(みじん)の衒学(げんがく)趣味に堕することのない生気に溢(あふ)れた演奏 で,
余人をもって代え難い唯一無二の境地を示した。


加納悦子さん公演写真3名



スイスに到着時は小雨

エディティングが始まって初日は曇天

そして夜半に雪が降り始め

翌朝にはうっすらと雪が積もっていました

でも 数分おきか、数十分おきか!?!
なんとも目まぐるしく「雪」と「晴れ」が入れ替わります

この土地の
この季節の
典型的な気候だそうです

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雪化粧...やっぱり美しいです




無事 帰国しました


今月中にいくつか予定されていた本番は
すっかりキャンセルになりました

リハーサルもなくなって


時間があります


なんだか

全国、、、いえ世界中のみんなで


時間に追われることから一旦開放されたようで


何か辺の空気がいつもより
のびのびと広がっているようにも
思います


「気」ってやはり感じるものですね


もっと若い頃から
そのことに「気」がついていたら良かったなあと思います


さてものすごい勢いで終わった第1回の編集を
私はあらためて家のオーディオシステムで聴きながら

フレーズの流れや音色など
確認する作業を進めています


なかなか集中を要する作業で
めったに悪くすることのない
胃腸が不調... 気味に


それにしてもコロナウィルスのこと、、
心配が広がっています

WHO本部はジュネーヴ
IOC本部は ローザンヌ

今回の旅路は、ずいぶんホットな土地を
経由していたような ...







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