The New Setsuko's Diary

Baroqie Violinist Setsuko Sugita ヴァイオリン奏者 杉田せつ子/ 日々のふとした瞬間を、お話するように書き留めていけたらと思います。 古いブログはこちら→http://setsukodiary.cocolog-nifty.com/blog/

リハーサルは順調にすすんでいます


そして今日は
ついにクラウドの整理にとりかかっています


去年の暮れから困ったなあと思いながらも
騙し騙し使っていたiCloud


すでにこの
数ヶ月はストレージ上限スレスレで


このまま空き容量確保の整理をしなければ

バックアップもiPhoneとの同期もろくに
行われない状況なのです



ついに頑張ってデータ整理を
決行しています


外付けの2Tのハードディスクを
購入して

目下、絶賛データ書き出し中です


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こんなふざけた写真までありますので....

がんばって整理を急ぎます!!!

前述のとおり...

16~18世紀、貴人が猫を抱いた絵画というのは
ヴァイオリンを弾いている女性を探すよりは容易ですが
それでも犬に比べたら
大変数が限られています

こんな愛に溢れる絵を見つけるととても嬉しくなります


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なぜかスプーンでお薬を飲ませている絵を
他にも複数見つけましたが
どれもグルグル巻きにされています

わざわざ絵画にしたのですから
何か謂くがあったのかもしれないなぁ
と思ったり。。。


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ConstantijnNetscher 

Portrait of a Young Girl Holding a Cat, 1711 (Museum of Fine Arts, Boston)

何度見てもすぅっと引き込まれます

とっても愛らしい幼児が
理発そうな猫さんを大事に抱く様が繊細に描かれています

時代背景からも

この猫を愛した家族、子供、そして描いた画家....
様々な想いが交錯します


素敵です

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さて麻貴さんと月曜日もみっちりリハーサルを行いましたよ!!





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昔から多方面でお世話になっている美しいマダムHさん 
私はフラワーアレンジを教えていただいていますが
実は書道もお若い頃からお習いしていらして
先日は銀座の展覧会を拝見してまいりました

素敵!!


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そして同じく銀座で会期中だった帽子作家さん窪田恵美子さん(右端)の
お帽子(Emi)の展示会にもご一緒に🍀
恵美子さんとは近々、劇団四季のTさんをお引き合わせするつもりです!
きっとあのお二人は何か閃き合うはず、と私は勝手に思っています🍀

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この赤いお帽子は憧れてしまいます 
持っているだけでハッピーになれそうです 



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さてついに演奏動画を日記がわりにアップし始めようかと
今日は画策していましたが

さてさてまたどうなることやら.....










猫には魔女狩りにも似た過酷な史実も残るところ
ルイ13世と15世は「愛猫家」だったそう

15世の寵姫ポンパドール侯爵夫人や若かりし頃のマリーアントワネットなど
当時の最高権力者を多く描いたとされる
François-Hubert Drouais(1727-1775)にこんな絵が


次回公演もルイ15世に仕えた
ヴァイオリニスト達の遺した二重奏作品を
多く演奏いたします

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今日は麻貴さんとリハーサルでした


前回は10日ほど前で
その時は曲選びでしたので

今回から本格的!?に練習開始です

さっそくルクレールの魅力に
テンションも上がり

やっぱりレース編み職人みたいだね〜
やっぱりバレエダンサーだっただけあるよねえ

などと感動しながら

そして

テレマンの品格がありながらもユーモアの精神に溢れたソナタに感銘を受けながら

その

さまざまに仕掛けられた
音楽の鍵🔑のようなものを

探しながら
音出しをしていっています

時々2人で笑い転げています


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あわよくば2人での写真をチラシの裏面に掲載したいと、急遽撮ってみたスナップ写真です
不採用....w


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リラを弾く2人の女性の絵を
ようやく見つけましたが
1200年より前のもののようです



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これは15世紀の物ですが
とにかく18世紀のヴァイオリンを弾く人物の絵画を探すのは非常に骨が折れます...

というより。。。。
まず数が少ないです



管楽器、ヴィオール、腱板楽器、
はいっぱいあるのに。。。。;_:



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お疲れ様でした〜
ティータイムは練習に欠かせませんw
ついついおしゃべりも長くなりがちな私たちです

次回「ヴァイオリンの旅」
ようやくご案内いたします

ぜひご来場いただけましたら幸いです

第1回、第2回に引き続いて
17~18世紀に主にイタリア,フランスで活躍した名ヴァイオリニスト達の書き遺した
「通奏低音無しの二重奏作品」を師弟の系譜を辿りながらお聴きいただきます

ヴィヴァルディ、その弟子のテッサリーニとソーミス、
更にその弟子のルクレールへと続き、
彼がフランス国王ルイ15世に仕え活躍した当時1737年のことテレマンがパリを訪れますが、
その8ヶ月にわたるパリ滞在中に書き下ろしたとされる作品も取り上げます

氏の有名な「パリ四重奏」を演奏したのは
ルクレールの同僚ヴァイオリニスト(前回の公演でとりあげた)ギニョンだったとの史実があり
今回演奏するこのテレマンの作品もギニョンが演奏し
もしやルクレールも(当時二人は仲違いしていたとはいえ…)一緒に演奏したのでは!?!…
と想像を逞しくするばかりです

ヴィヴァルディのRV70においては
トリオ・ソナタの譜面が遺るものの彼自身が通奏低音無しでの演奏も意図しており
更には当時旅行中のオーストリアで父親との二重奏に興じた可能性さえあるとされています

このヴィヴァルディ以外
今回演奏する作品は全て純粋に旋律楽器二重奏の為に作曲されており
「ヴァイオリン」「フラウト・トラヴェルソ」「パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオール」
何れかの二重奏で演奏するよう巻頭に明記されたものもあります

当時幾たびとなく瞠目の名技を披露したに違いない彼ら名演奏家の作品を集め
膨大な候補曲から選び出し
なんとも魅力的なプログラムとなりました!

3年目を迎える私たち二人の「ヴァイオリンの旅」
ご来場を心よりお待ち致しております


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