The New Setsuko's Diary

Baroqie Violinist Setsuko Sugita ヴァイオリン奏者 杉田せつ子/ 日々のふとした瞬間を、お話するように書き留めていけたらと思います。 古いブログはこちら→http://setsukodiary.cocolog-nifty.com/blog/

お別れの会にジブリの森に行ってまいりました。

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献花をさせていただくことができて
監督と少しお話をしてきたような気持ちです。


監督のお写真の周りは
野に咲くお花の数々を集めたようで

とてもとても
暖かな空気が漂っていました。



有難うございました。


こんな機会を作ってくださり
ジブリの皆様のおかげです。





頂いたお手紙に
もう一度お返事を出したいと思い乍ら

何度も書き直しては出せなかった私...


葉っぱが五月の風に揺れて

空を仰ぐ大樹の唱に囲まれて

悔やむ気持ちも少し救われたように思います。

監督!
これからはお空の上
いつもお空の上で


映画をもっともっと
たくさんの人に
作って差し上げるのでしょうね

きっとまた多くの方々を
幸せに

なさるのですね。


お空を見上げていつも
これからも

ずっと
忘れません。


いえ
これからますます


監督の遺してくださった作品を

深く深く
味わっていきたいと思います。

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さてさて


まだ時差ボケがあって

困った時間に
とても眠くなってしまったりするけれど...


ともかくも
東京での生活がまた始まりました


今年はこれからまだ2度、もしかすると3度渡欧して演奏させていただきます。

とくに9月のクロアチアのフェスティバルでの演奏は
責任重大

心して臨まなくてはいけません


実はプログラムの決定までに
またあれから
二転三転とあったのですが

ようやく決まったことですし
その準備ももちろん気になっています

しかし
目下の第一の課題とえば
来月にレコーディングが予定されている
ラザール氏の二重奏の練習


録音する8曲の内、2曲をのぞいて
新曲の2曲は1度、去年からの4曲は3度ほど
これまでにも演奏会で弾かせていただいていますが


録音はまた別の世界があるものですよね


たくさんの事柄でさらなる準備が必要と感じています


わたくしが
何も偉そうなことを申すつもりはありません


でも

ライブでの演奏と
マイクをつかって録ってもらうときの演奏

少しずつ違うように思います


簡単なところで言えば....


わずか弓の毛一本をさらに寝かせて
指盤の上で微かに弾いた極小の音だとして


マイクを通せば
立派なまあ普通のピアニッシモ、、、!?!
ぐらいに聴こえます



かすれるほど小さな音って
時にはとても音楽にとても必要な効果を生むわけで



マイクを通じてでも
それをどうしても実現させたいなあ、、とか


まあそういういうようなことです


って、そんな部分わずか 一箇所か二箇所かぐらいのものなのですけれども


まあそのような類の事柄が
たくさんあるわけです


まあ神業といわれるものは
やはり 細部に使われるもので

細部にしか
その熟達した技は必要とされないかもしれないし

その細部でこそ
妙技というものが光るわけで...


あ、私のことで申しているのではありませんよ 


努めてまいります






CDはずっと残るものですし
それも世界初録音になるわけですし...

責任も感じます


お聴きいただく方々に
その作品が
さまざまにファンタジーを纏いながら
より良いイメージで伝わりますようにと

そう願って準備を進めます



ピッチは415での録音になりそうです


弦は、なんとD線もナチュラル・ガットでいこう
ということで
ほぼ決心しています

スイスのお家にいるレオくん 16才 
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あのぅ、、レオくん。。ち、近いんですけれど。。。
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はいそのぐらいのところに いらしてください
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会いたいなあ 












ヴァイオリンのPaoloが写真家さん並にすばらしいカメラマンでもあって
ときどき撮ってくれていました

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これは私の足元に...ポッパさまが!
なぜか練習中ずっと私の足元にいる日がありました
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天才集団!今回ほんとうにみんな凄くて!みんな本当に凄かった!!
左からAlessandro,Michele, Simone
アレッサンドロは何度も日本に来てもらったりしたけれど
ミケーレも、シモーネも、
そうなんです、今回のメンバーのうちエンリコとチェンバロのリッカルドと、
チェロのアレッサンドロ以外は、なんと日本に来たことがない!!!
あんなに世界を駆け回っている人たちが...
これはもう近い将来にぜったい来て欲しいって願わずにはいられません



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何を喋っていたのでしょうねー


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わたくし二重アゴも気にしない!
けっこういい感じ


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弓は残念だったけれど、みんなこの写真イイネって言ってくれます...
パオロ惜しい〜〜〜〜


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↑これも好き!


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楽器の作者マルコがご夫妻で
山の上までエンリコの楽器の調整に来てくれました。

私ももちろん
楽器を作ってもらって初めて魂柱を動かしました。

良かった!
響きがよくわかる部屋だからできたことでした



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10年以上ぶりの再会。今回のコンマス Alfiaと
なんて嬉しいことだろうか、と二人で抱き合った再会でした。

本当に...そうなんです。

彼女にとってエンリコと初めて会ったローマ近郊の講習会。
そこで私たちは出会いました。
私はエンリコの講習会2度目だった。

その後彼女は、パレルモの大学生になってエンリコに大学で習いました。

今や、飛ぶ鳥をおとす勢いで欧州を駆け回って演奏活動しています。


素晴らしい魅力溢れるプレイヤーになっていて、
当時からもちろんそれははっきりと
判っていることだったけれど、その素晴らしい才能を
開花させていっています


今回、メンバーの全員から
計り知れないほどの

大きな刺激をもらいました


また少しずつ書きますけれど


本当に
本当に

ありがとう

また
わたしも

新たな
出発の時なんだ
と感じています

今回の サン・レオの山での数日間

エンリコの自宅でのリハーサル期間中


演奏者みんなで共に食卓を囲みました

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時にエンリコが自ら

そして時には

ヴァイオリンのパオロも腕をふるい

モニカの作ってきてくれたケーキをみんなでほおばり

街のレストランからのケータリングもあり

山向こうのレストランでエンリコからのご馳走の日もあり


ドイツに出発の前の晩は
おなじみ地元の料理屋さんで。

ほんとうに楽しかった...



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山向こうのレストラン



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イースターの伝統のお菓子



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馴染みのレストランで。ひよこ豆のパスタ!絶品

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店主のおじさん 
お店の一階入り口でさようならのご挨拶 ワンちゃんかわいい!


手前はリュートのシモーネの足!長い〜〜〜細い〜〜〜〜

欧州の習慣としていつも感じるのが
白いテーブルクロス。

かなりカジュアルなレストランでもない限り

必ず厚みのある
白い木綿の上質なテーブルクロスが掛けられているように思います。


エンリコの自宅でもこれまでも
テーブルクロスのない食卓は一度も経験がありません。

庭で食事をする際にも
必ず布を敷きます。

シミがついたり、お洗濯や、アイロン掛けも、、
大変でしょうに(実際奥さんのクリスティーナのお役目!)
いつだってクロスを使います。

習慣が違うとはいえ

日本ではレベルの高いレストランなのにも関わらず
クロスがかかっていないこともままあります。

もちろん和食の場合は別ですよね!
皆様ご存知のとおりで

たとえば高級なお寿司屋さんでも
白木のカウンター


和式はそれが美しいのですものね

そうではなくて
フレンチやイタリアンなどの
洋食の場合

布が掛かっていないと
あら?何か物足りないような...って
感じてしまう私がいます


かくいう私も
自宅では
ランチョンマットを使うかトレーのような折敷を使うか

クロスはほとんど掛けません


こんどちょっと
習慣を変えてみようかしら
などと
思うのでした




今回のリハーサルでは
ZKO、チューリッヒカンマーオーケストラの練習場に
おじゃましました。

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その場で
作曲者であるラザールさんに
聴いていただきながら

さまざまなニュアンスについて
確認や、ご相談ができたというわけです。

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それが、、想像を越えて素晴らしい練習場だったので
ぜひとも書き留めておきたいと思いました。

何が素晴らしいかと申しまして

建物も広さもしつらえも
シンプル・モダンで素敵ですが

何と言ってもその響きです



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ロビーにはお約束!?!の卓球台も アリました 天井の照明がステキ



驚きました


ここで練習できるなんて

なんとすばらしい
魅惑の部屋!!

チューリッヒ カンマー オケの皆さんは
ほんとうに素晴らしい環境で練習なさっているのですね!!!


部屋の響きも楽器と一緒で

ただただ「美しく鳴る」

そんな楽器やホールは(それでも充分嬉しい...)
たくさんあるけれど

「紛いのない真の音色」を損なうことなく

さらに倍音のすべてが四方八方に拡散してゆくのを明瞭に

早期に混じり過ぎず 濁らず

かといって痩せさせず

そんなふうに響く部屋って


これまでに

あまり経験したことがありません。

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床材は何の木でしょう

やはりとても硬い木材でした。


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作曲者 ラザールさんとチェンバロの北谷直樹さんと共に記念写真

こんな機会を与えてくださる
スイス在住のチェンバロ奏者 北谷氏に
心より感謝申し上げております


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建物入り口にはベネツィアの定番色付きガラスのシャンデリアが豪華




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