SNS上の誹謗中傷により
自ら命をたった若い女性プロレスラーの悲報

アメリカで起きた黒人差別に根ざした悲報と
抗議の暴動


考えさせられることが
次々と起こっています




私は...

全ての人間が、尊厳が
それぞれに護られるべきだと

日頃から
強く思っています

人を貶めたり、非難したり、訴追する以前に

その排除したい事象の前にも其れを尊重し
自らこそが今一度襟を正すべきだと


自惚れと思い込みを廃し
常に新たな見地に学ぶ人であれと

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


ネガティブな行動に出る前に
全ての人間が考えるべきではないでしょうか


目前にある事象が どんなに不快であったり
遺憾であったり
耐えがたいと感じたとして


真実はどこに? 目の前のことが真実!?! 目に見えない真実は?
、、、そう、真実なんて誰にも判らない

正義とは?
正義すら......万人にとって異なるものなのかも知れません
語弊を恐れずにいえば、私は本当にそのように思っています


われこそは正義なりと 拳を高くする者は
そのことが不要な戦いを生むと知るべき


そもそも完全なる善も 完全なる正義も存在し得ない


だから
その逆もまた無い...ことを「受け止め」なくてはならない
たとえ受け入れることは出来なくてもです



そしてもし その排除したい事象に
自らの「光の当て方」を変えることができたならば
これまでと異なる景色が見えてくる


人間に与えられた知恵は、そのようにしてゆけるのだと
私は信じていようと思います


過日、フェイスブック上で、好きな本を七冊あげる
バトン・リレーがあり

オーケストラアンサンブル金沢で演奏する友人ヴァイオリニスト
Cさんからバトンがまわってきて 楽しく投稿させていただいたのですが

そのなかで二日目に選んでいた本がこの本でした
いつだったか、夫がふと買ってきてくれたものです


FBに掲載したものを、ほぼそのまま以下に転載します
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ブックカバーチャレンジ 2日目にはこれを選びます:「アフリカ人、イクイアーノの生涯の興味深い物語」。1745年にアフリカに生まれ1797年に没したオラウダ・イクイアーノの自伝です。初版は1789年、ロンドンで”Olaudah Equiano, The Interesting Narrative of the Life of Olaudah Equine , or Gustavus Vassa,The African”として出版されています。初版後には再販の嘆願や販売待ちの人々の多さに版が重ねられたようで、本日のこの本は第9版(本人の改訂も加わった最終版)を元に、久保陽一氏により初めて和訳され「研究社」から2012年に出版されたものです。
本の内容はナシで…ということでしたが、少し書いてしまいます☺️
現在のナイジェリア、ベニン王国にある肥沃な美しい谷間のイサッカという村に育った著者は、11歳のある日誘拐されてしまい奴隷としての人生が始まります。冒頭では少年期について書かれて…「わたしたちの国民はほとんどが舞踊家、音楽家、詩人である」の言葉に表れるとおり、豊かに、温かく、清浄な理念と高潔な精神に包まれ育った様子が記されます。私は既にその冒頭にして大いなる感銘を受けました。そして以降、長く奴隷として航海船で働く生活や、自由の身を得てなお航海を続けながら貿易に携わるなどの生涯(事実)が克明に綴られるのです。


1757年にイングランドの地を踏む
1787年奴隷貿易制度廃止協会設立
1788年ジョージ三世の王妃シャーロットへの奴隷貿易制度廃止の嘆願書を提出
1789年同本を出版 (フランス革命勃発の年)
1797年ロンドンにて死去
1807年英国議会で奴隷貿易廃止法案が可決


偉大な先人たちに心からの敬意を抱くばかりです。


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#7日間ブックカバーチャレンジ #7bookcovers
#BookCoverChallenge

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