ブックカバーチャレンジ3日目:
「追憶から追憶へ」小堀杏奴 求龍堂

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森鴎外の娘、小堀杏奴(1909-1998)さんのパリ留学時代(画家として)の様子
もふくむ随想録です。

そこには名ヴァイオリニスト林龍作(1887-1960)の名前がたびたび登場。

パリでの生活にも「龍兄」「龍兄が...」と
幾度となく登場するその「龍作」は

兄のように慕った名ヴァイオリニスト林龍作(1887-1960)のこと。

林龍作は、杏奴の夫である小堀四郎(画家)の親友なのでした。


父である森鴎外のことは勿論のこと
もう一人、画伯 佐伯祐三も登場します。

パリ社交界でバロン・サツマと呼ばれた大富豪 薩摩治郎八に
佐伯氏が力添えを得ていたことは広く知られるところでしょうか。

当初頻繁に行き来のあった小堀夫婦と佐伯との交友が
徐々に薄れていった様も感じられます

当時のパリの表舞台...今では想像も追いつかぬほどの
きらびやかな社交界...そのさまが垣間見え
そこに隠れた真実が浮かび上がるようでもあります。

ご縁を頂き、龍作のかつて所有した夥しい数の当時の楽譜が
そして譜面台に楽器ケースなどが我が家にやってきて早や十数年がたちました。
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この自粛期間とあって
長年にたまった書類や楽譜の整理と共にあらため紐解き眺めています。

龍作の過ごしたパリの部屋からの眺めが良いから…と
佐伯画伯がその風景を描いたという絵も以前ネット上に見つけました。

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和歌山県立近代美術館が所蔵とのことだったかと思います。

今はホテルになっているようなのでパリを訪れたら
次こそはそのホテルに滞在してみようかと思います。

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本日のバトンは...エリート中のエリート、

そして多趣味をお持ちと活動的な幼なじみの尾崎哲さんに!
よろしくお願いします!


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