さてさて


まだ時差ボケがあって

困った時間に
とても眠くなってしまったりするけれど...


ともかくも
東京での生活がまた始まりました


今年はこれからまだ2度、もしかすると3度渡欧して演奏させていただきます。

とくに9月のクロアチアのフェスティバルでの演奏は
責任重大

心して臨まなくてはいけません


実はプログラムの決定までに
またあれから
二転三転とあったのですが

ようやく決まったことですし
その準備ももちろん気になっています

しかし
目下の第一の課題とえば
来月にレコーディングが予定されている
ラザール氏の二重奏の練習


録音する8曲の内、2曲をのぞいて
新曲の2曲は1度、去年からの4曲は3度ほど
これまでにも演奏会で弾かせていただいていますが


録音はまた別の世界があるものですよね


たくさんの事柄でさらなる準備が必要と感じています


わたくしが
何も偉そうなことを申すつもりはありません


でも

ライブでの演奏と
マイクをつかって録ってもらうときの演奏

少しずつ違うように思います


簡単なところで言えば....


わずか弓の毛一本をさらに寝かせて
指盤の上で微かに弾いた極小の音だとして


マイクを通せば
立派なまあ普通のピアニッシモ、、、!?!
ぐらいに聴こえます



かすれるほど小さな音って
時にはとても音楽にとても必要な効果を生むわけで



マイクを通じてでも
それをどうしても実現させたいなあ、、とか


まあそういういうようなことです


って、そんな部分わずか 一箇所か二箇所かぐらいのものなのですけれども


まあそのような類の事柄が
たくさんあるわけです


まあ神業といわれるものは
やはり 細部に使われるもので

細部にしか
その熟達した技は必要とされないかもしれないし

その細部でこそ
妙技というものが光るわけで...


あ、私のことで申しているのではありませんよ 


努めてまいります






CDはずっと残るものですし
それも世界初録音になるわけですし...

責任も感じます


お聴きいただく方々に
その作品が
さまざまにファンタジーを纏いながら
より良いイメージで伝わりますようにと

そう願って準備を進めます



ピッチは415での録音になりそうです


弦は、なんとD線もナチュラル・ガットでいこう
ということで
ほぼ決心しています

スイスのお家にいるレオくん 16才 
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あのぅ、、レオくん。。ち、近いんですけれど。。。
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はいそのぐらいのところに いらしてください
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会いたいなあ