The New Setsuko's Diary

Baroqie Violinist Setsuko Sugita ヴァイオリン奏者 杉田せつ子/ 日々のふとした瞬間を、お話するように書き留めていけたらと思います。 古いブログはこちら→http://setsukodiary.cocolog-nifty.com/blog/

カテゴリ: コラム

大怪我をしていた野良猫、しろちゃんを発見した
夏の日が近づいています

日々新たな学びを目の当たりにして

つくづく頭の良い猫だと
感心しています
(それで却って人間のほうが気を遣うことも多いです!)


何をしたらいいかな
何を考えているのかな


をすぐに感じ取ります

少なくとも
感じ取ろうとしています

私より先に
白ちゃんのチャンネルをYouTubeに作ってみました
よろしかったら登録お願いいたします!

うまく動画が貼れないので
まずはURLでお知らせいたします

SHIROチャンネル




B93E9DFB-9ED0-4B9F-B633-DF509FF46DEB_1_105_c

先日、イクイアーノの物語のことを書いた直後

ちょうどアメリカで、黒人の方が不当な取り調べで路上で命を落とした
ニュースが飛び込んできました

驚きました


そして大きなデモがアメリカのみならず
イギリスでも繰り広げられたようでした


そして、かつての奴隷貿易で名を成した人物の銅像が
なぎ倒され引きずりおろされる映像がテレビに流れました

非人道的な強奪、誘拐によって
ある日突然.....暖かい家庭で大切に育てられていた子供たちが
誘拐され、売られ、船に乗せられ欧州まで連れて行かれた奴隷貿易


そんなことに関わった方々の銅像が
今もって飾られていたのでしょうか?

銅像を飾る目的や意図について私は情報をもっていませんが...
いずれにせよ...心地良いものではありません

若い世代の人々のエネルギーもあって
過去の過ちを見直そうという気運が昂まっている
こんなときこそ

250年前のイクイアーノさんのことが
もっともっと
世界中の人に広まったらなあと思ってしまいました

アフリカにどれほど豊かな文化が息づいていた(いる)のか
秩序を尊び、情熱的でありながら静謐な精神に基づいて
日々豊かに生活していた(いる)のか

豊潤な穀物、果物に満ち足りた食生活
村民のだれもが家を建てる技術を持っていて
互いの家を建てるときには村民が総出で作り上げたり...

彼の随想録に克明に知ることができます



人種差別?

人も動物も個、個、で違うのが当たり前です。

違いを無いことにしようとするのではなく

お互いにどれほど尊重すべきもの(考え、文化、習慣、特徴)があるかを
示しあい
知り合う

そういうことがもっとできればいいなあと

私は思います。

それぞれの固有の文化を
お互いに知ることで

更に更に
尊重し合えるようになる

いえ....自然と

心から尊重したくなる


私はそう思います。

9E7E1581-A876-4DE6-8AF6-9A31B6C52200_1_201_a
ちょっと前の写真です。もう最近は暑いので日向ぼっこはしません。
この頃は....二階のちょっとひんやりする壁際においた椅子の下で、
カーテンの影にかくれるようにしてよく眠っています。





ブックカバーチャレンジ3日目:
「追憶から追憶へ」小堀杏奴 求龍堂

634E317C-24FF-4AEC-8C23-F3380BB1F7DA_1_105_c

森鴎外の娘、小堀杏奴(1909-1998)さんのパリ留学時代(画家として)の様子
もふくむ随想録です。

そこには名ヴァイオリニスト林龍作(1887-1960)の名前がたびたび登場。

パリでの生活にも「龍兄」「龍兄が...」と
幾度となく登場するその「龍作」は

兄のように慕った名ヴァイオリニスト林龍作(1887-1960)のこと。

林龍作は、杏奴の夫である小堀四郎(画家)の親友なのでした。


父である森鴎外のことは勿論のこと
もう一人、画伯 佐伯祐三も登場します。

パリ社交界でバロン・サツマと呼ばれた大富豪 薩摩治郎八に
佐伯氏が力添えを得ていたことは広く知られるところでしょうか。

当初頻繁に行き来のあった小堀夫婦と佐伯との交友が
徐々に薄れていった様も感じられます

当時のパリの表舞台...今では想像も追いつかぬほどの
きらびやかな社交界...そのさまが垣間見え
そこに隠れた真実が浮かび上がるようでもあります。

ご縁を頂き、龍作のかつて所有した夥しい数の当時の楽譜が
そして譜面台に楽器ケースなどが我が家にやってきて早や十数年がたちました。
IMG_3519
IMG_3524 (1)

IMG_3525

IMG_3522

この自粛期間とあって
長年にたまった書類や楽譜の整理と共にあらため紐解き眺めています。

龍作の過ごしたパリの部屋からの眺めが良いから…と
佐伯画伯がその風景を描いたという絵も以前ネット上に見つけました。

c0239137_15291266
和歌山県立近代美術館が所蔵とのことだったかと思います。

今はホテルになっているようなのでパリを訪れたら
次こそはそのホテルに滞在してみようかと思います。

35580318b59d504cec262672360331e0.jpg

本日のバトンは...エリート中のエリート、

そして多趣味をお持ちと活動的な幼なじみの尾崎哲さんに!
よろしくお願いします!


………………………………………………………
#7日間ブックカバーチャレンジ
7days #7bookcovers
#BookCoverChallenge


フェイスブックでバトンを受けた
ブックカバーチャレンジの七冊

先日掲載した イクイアーノのお話し以外の残る六冊についても
そのまま転載させていただこうかと思います

一冊目は何と言ってもこれです。
実家に置いてある本も多いなかこれだけは
ずっと持ち歩いています

31DD15B5-7A26-46A9-B0E5-2D9AE09516DF_1_105_c


幼い頃に読んだ...ということもあってか
私の心の奥深くの何か...
ある種の感覚と結びついているように思います

わたしは、この本がいつか映画化されることを夢見ています。

すでに英国でテレビドラマなどにはなっているのですが
ぜひハリウッドで!?!?!

はたまたミュージカルでも !?!?!

このトム...と同じく
私が子供の頃に読んだ
大切な思い出の本はたくさんあって

ナルニア王国物語、メアリーポピンズ、熊のパディントン....

と、少なからず既に大ヒット映画になっています。

映画化されることで、より多くの方が本を手に取ることにも繋がり
さらにさらに愛される作品になるのだろうと思いますし

ぜひ夢に見ています!!!


.......................................................
オーケストラ・アンサンブル金沢のヴァイオリニスト江原千絵さんからバトンをいただきました。

「7日間ブックカバーチャレンジ」初日の一冊は「トムは真夜中の庭で」フィリパ・ピアス作 高杉一郎訳 岩波書店、を。

I received the baton for the "7 Days Book Cover Challenge". “Tom's Midnight Garden”. This is one of my favorite novel since childhood. 

小さいころ愛読し今でもとても大事にしています。

感動のラストシーンには何度読んでも胸がいっぱいに。

して初日のバトンは 帽子製作家さんの窪田恵美子さんにお渡しを
💫///

#7日間ブックカバーチャレンジ
7days #7bookcovers
#BookCoverChallenge





SNS上の誹謗中傷により
自ら命をたった若い女性プロレスラーの悲報

アメリカで起きた黒人差別に根ざした悲報と
抗議の暴動


考えさせられることが
次々と起こっています




私は...

全ての人間が、尊厳が
それぞれに護られるべきだと

日頃から
強く思っています

人を貶めたり、非難したり、訴追する以前に

その排除したい事象の前にも其れを尊重し
自らこそが今一度襟を正すべきだと


自惚れと思い込みを廃し
常に新たな見地に学ぶ人であれと

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


ネガティブな行動に出る前に
全ての人間が考えるべきではないでしょうか


目前にある事象が どんなに不快であったり
遺憾であったり
耐えがたいと感じたとして


真実はどこに? 目の前のことが真実!?! 目に見えない真実は?
、、、そう、真実なんて誰にも判らない

正義とは?
正義すら......万人にとって異なるものなのかも知れません
語弊を恐れずにいえば、私は本当にそのように思っています


われこそは正義なりと 拳を高くする者は
そのことが不要な戦いを生むと知るべき


そもそも完全なる善も 完全なる正義も存在し得ない


だから
その逆もまた無い...ことを「受け止め」なくてはならない
たとえ受け入れることは出来なくてもです



そしてもし その排除したい事象に
自らの「光の当て方」を変えることができたならば
これまでと異なる景色が見えてくる


人間に与えられた知恵は、そのようにしてゆけるのだと
私は信じていようと思います


過日、フェイスブック上で、好きな本を七冊あげる
バトン・リレーがあり

オーケストラアンサンブル金沢で演奏する友人ヴァイオリニスト
Cさんからバトンがまわってきて 楽しく投稿させていただいたのですが

そのなかで二日目に選んでいた本がこの本でした
いつだったか、夫がふと買ってきてくれたものです


FBに掲載したものを、ほぼそのまま以下に転載します
...........................................................................................................

ブックカバーチャレンジ 2日目にはこれを選びます:「アフリカ人、イクイアーノの生涯の興味深い物語」。1745年にアフリカに生まれ1797年に没したオラウダ・イクイアーノの自伝です。初版は1789年、ロンドンで”Olaudah Equiano, The Interesting Narrative of the Life of Olaudah Equine , or Gustavus Vassa,The African”として出版されています。初版後には再販の嘆願や販売待ちの人々の多さに版が重ねられたようで、本日のこの本は第9版(本人の改訂も加わった最終版)を元に、久保陽一氏により初めて和訳され「研究社」から2012年に出版されたものです。
本の内容はナシで…ということでしたが、少し書いてしまいます☺️
現在のナイジェリア、ベニン王国にある肥沃な美しい谷間のイサッカという村に育った著者は、11歳のある日誘拐されてしまい奴隷としての人生が始まります。冒頭では少年期について書かれて…「わたしたちの国民はほとんどが舞踊家、音楽家、詩人である」の言葉に表れるとおり、豊かに、温かく、清浄な理念と高潔な精神に包まれ育った様子が記されます。私は既にその冒頭にして大いなる感銘を受けました。そして以降、長く奴隷として航海船で働く生活や、自由の身を得てなお航海を続けながら貿易に携わるなどの生涯(事実)が克明に綴られるのです。


1757年にイングランドの地を踏む
1787年奴隷貿易制度廃止協会設立
1788年ジョージ三世の王妃シャーロットへの奴隷貿易制度廃止の嘆願書を提出
1789年同本を出版 (フランス革命勃発の年)
1797年ロンドンにて死去
1807年英国議会で奴隷貿易廃止法案が可決


偉大な先人たちに心からの敬意を抱くばかりです。


....................................................................
#7日間ブックカバーチャレンジ #7bookcovers
#BookCoverChallenge

74572171-8B15-4950-BFEC-BB18126AEE95_1_105_c

7074F894-CDDF-410E-A5E9-EA6114EB0B57_1_105_c

今日はブルーインパルスが青空を舞いましたね!

医療従事者の皆さまを敬い感謝の気持ちを込めての飛行と聞きました。

どちらも
命を賭けたお仕事、

幸運にもその勇姿を観ることができて
胸が熱くなりました

FullSizeRender

IMG_3905

FullSizeRender

青空にくっきりと白いラインがたなびいて...
しばらくドキドキがおさまりませんでした


改めて
医療従事のみなさまに
心からの敬意と共に
感謝申し上げます

そして
ご入院やご療養中みなさまが
1日も早くご回復なさいますよう
心よりお祈り致します。

どちらかというと
一見 几帳面な人間と思われがちな私です

ところが
まったく几帳面ではありません

清潔であれば基本的にオッケーという感じで


片付けはどちらかというと...きっと下手です


でも、やっぱり、、
すっきり片付いた部屋のほうが落ち着くし
気持ちもいいから



仕方なく
ごそごそと

効率悪く


片付けるかなあ....


という人間です


というわけで
片付け下手な私のこの10年以上ためてしまった
雑書類や楽譜の仕分け、という大片付けを


とうとう
このコロナ災難を機に

とりかかることにしました


ついに着手できただけでも
なんだか嬉しいので


こんなときにも
何か
希望が持てるって


ありがたいことだと

思いながら
粛々と...

いえ単にノロノロと


片付けています

87210B5D-1295-48AE-8501-1B4DDED21C4E_1_102_o
フィレンツェのS.P.E.S のカタログが出てきました。
いまはもう閉業してしまった有名なファクシミリ譜の出版社です。
2005年のものなので...というと私が初めてエンリコに会った、、
あのマスタークラスに出かけていったときに手にしたものだと思います。

IMG_4653
ついでにこの写真も...懐かしい! アルノ河の夕暮れ

IMG_4659
これが、その楽譜やさんの中で譜面を広げたところです...

IMG_4744
レッスンを! エンリコはあのころはふっくら。40キロ以上をダイエットしました。もう長年維持していてすばらしいですね。
ご本人曰く「間食をやめただけ」
どんだけおやつ食べとったんや〜〜〜〜〜っということらしいです。

世界中に広がるコロナウィルスの猛威...


これは現実なのだと様々な状況に実感しながらも

ふとした瞬間に

仮想現実を見ているような気になることも...

まるで映画のなかの風景が
世界のいたるところで広がるなんて...


生きている間にこんなことがあるなんて
想像だにしませんでした

何事もなければ、今ごろは高松空港に降り立ち
リハーサル

そしてイースターを迎える明日は
せとうち古楽祭の公演の予定でした


ご主催の方々のご苦労を思うと、胸が痛くなります


残念ですが、きっとまた機会がありますよう
願っています


さてたった今も
「しろ」ちゃんが足元を温めてくれています

ネコってほんとうに フワフワで暖かいのですね。。。


わたしが 一瞬でも了解すると
膝の上に上ります


いつでも
できることならば一緒にいたい

というその様子に
却って心がいたむことも...


だって
24時間抱っこしているわけにはいきません

いくら話して聞かせても限界もあります


どこか キリっと接していないと
どんどん甘えん坊になってしまって

却って 寂しい思いをさせてしまいそうです


というわけで
こちらは愛情を注ぐことを
時々セーブしなくてはならないようで

それがとても悩ましいところです。。。


もうおじいさんかもしれない猫...

その場の空気全体の心地良いこと...に敏感に 

「日常」を丁寧に生きる白ちゃんに

いろいろと学ばされる思いです


1C4D0DCF-6193-476D-A457-7D1B380049FC_1_105_c

写真は別の日のひとコマです
私がソファーでくつろいでいるときに
そこに乗ることを禁じたので
ちゃんとがまんしています

私が観念!?!して床に座ると 秒速でこのように

いよいよ日本も心配な局面を迎えているように感じます。


世界ではつい先ほど
罹患者数が100万人を超えました。


そしてお亡くなりになられた方が5万人を超えました。


なんということでしょうか...


この春こんなに世界をおびやかす事態が起きるなるなんて

昨年の暮れにもまだ夢にも思いませんでした


当たり前のことが
当たり前でなくなる


まさに全世界が見えない敵と対峙することになりました


言葉もありません


IMG_2588
我が家の保護猫 白ちゃん、、いえそろそろシロと呼び捨てにするべきでしょうか...!?!
シロは、とても表情豊かな猫です。

きりりと聡明な若々しい顔のとき
情けない気落ちした顔のとき

希望に満ちた朝の挨拶をする顔

東大寺のお大仏さまにも負けない
...っとでもいうように美しい半目の横顔



どれをとっても
驚くほどに心が明快に現れているようで

顔は口ほどに物を云い....という言葉を
そのまま体現してくれていると....

そんなふうに感じながら
目を細め眺めています



 

ベートーヴェンのソナタ「春」の
リハーサルに出かけてきました


ベートーヴェンの生きた時代に使われていた
素晴らしいオリジナル フォルテ・ピアノが香川県に運ばれ

そこで開かれる古楽音楽祭
「せとうち国際古楽祭」
開催の方向で御関係者様みなさまが奔走していらっしゃいます


いろいろな思いが錯綜しますが


希望を持って
演奏に臨みたいと思います
.......................................................

と書いたまま、下書きのホルダーに入っていました


リハーサルの数日後に、中止が決定しました


残念ですが、状況をみると致し方ない、最善の決断がなされたように思います


ご主催の皆様はさぞ大変なことですし、お気を落としていらっしゃることかと拝察申し上げます

またきっといつか
皆さんとご一緒できて
そして多くの方に演奏をお届けできますよう
心より願っています

なんと言っても今回私は
素晴らしいピアニスト、平井千絵さんと
初めて共演させていただくはずでした

1度だけのリハーサルにとどまりましたが
それでもとても思い出深い時間が
胸のなかにのこっています



IMG_2568

このコピー譜は、ウィーン留学時代にサモヒル先生の指遣いや弓使いが
きっちりと書き込まれている先生の秘蔵楽譜のコピー。書込みはいつでも青鉛筆。なぜならば、
薄暗いオペラ座のオーケストラピットでの灯でも見易いから。
今や忘れられた...これもひとつのウィーンの伝統です。



このページのトップヘ