The New Setsuko's Diary

Baroqie Violinist Setsuko Sugita ヴァイオリン奏者 杉田せつ子/ 日々のふとした瞬間を、お話するように書き留めていけたらと思います。 古いブログはこちら→http://setsukodiary.cocolog-nifty.com/blog/

カテゴリ: コラム

いろいろと忙しい毎日に

すっかりご無沙汰してしまいました;;


欧州滞在中のことも
弓のことも

まだまだ
書きたいことがあって


そんなことを思っていたら


目の前のことも

すっかり書けないままに

日々飛ぶように過ぎてしまいました


ここはひとつ前のことは忘れて笑
今、書けることを書く

これでまたしばらく参りたいと思います


さてひとつ大事なプログラムを考えていました。

練習が始まっています。

まだ思うように進んでいませんけれど...


そこでまた感じていること...


手の筋肉などの回復が遅い、、、ということ!
あーーーー年齢があ

そして指先はやはり油断していると
また痛〜い指先になってしまうので
あの「保水するテープ」が活躍、の日々が始まっています。

ほぼあのアブソキュアシートを
大豆ぐらいの大きさに切り抜いたものを小指の先に貼って、
その上から絆創膏を貼って、弾いています。


本番では音色も悪いので必ず外しますけれども。。。

で、少しでもダメージを減らして、回復が早くなるように
右手にもテーピングを。

サポーターを試してみようと思っています。

トラヴェルソのヤン・デ・ヴィンネ氏と
オーボエのマルセル・ポンセール氏率いる
イル・ガルデリーノ。
世界各地で演奏活動を展開しているベルギーを拠点とする
古くからの古楽アンサンブルです。
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ヤン。以前、ご夫妻で来日のおり
我が家にもいらしてくださったことがあるのですが

今や、ブリュッセルとパリの音楽院の主任教授。
レコード会社の社長でもあったりと
大変なご活躍です。


ベルリンから電車で1時間30分ほどの
ツェルブストという街でのフェスティバルでした。

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今回の指揮者でもありチェンバロ奏者(独奏/通奏低音)の、
シャレフ・アド=エフ ご夫妻。
これがまた、大変嬉しいご縁があることがわかって
びっくりだったのですそのお話はまたこんど
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コンチェルトが盛りだくさんの華やかな公演。

ヴィットリオ・ギエルミさんとも初めてお会いしました。
実際のご本人さまは
お写真よりずっとずっとお若くて、素敵な雰囲気溢れるお方なんです!
演奏も、言うまでもなく本当に素晴らしかったです
雰囲気が伝わらなくてごめんなさい
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そして他にもたくさん
素晴らしい友人ができました
感謝です!!

Il Gardellino in Zerbst Germany.

F.Benda, J.A.Benda, J.G.Graun J.F.Fasch  etc.


Soloists: 

Jan De Winne (flute)
Shalev Ad-El (harpsichord), 

Vittorio Ghielmi (viola da gamba), 

Rupprecht Drees(natural trumpet)

ベルリンのブランデンブルク門。
空港から市街の中心に向かう途中で見ることができました。

そして翌日の移動の前に
国立図書館に。
バッハはもちろんたくさんの作曲家の直筆譜を所蔵している図書館です。

ひと目、実物が展示されてでもいないかと訪れましたが
やはり見ることはできませんでした。

それでも、何か少し満たされています

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ベルリンで公演でした。

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今回は、リハーサルの前日に到着。

夜中に羽田を発ちましたので
うとうとと眠りながらベルリンに早朝到着しました。

東京では雪が降りそうなほど寒くなったと耳にしましたけれど

こちらも似たような様子のようです。

少し前に初夏のように暖かくなったものの
再び寒さが戻ってしまったそうです。

おかげさまで
このように美しいお花見ができました




現在は教えることをほとんどしていない私ですが、
幼いころから高校生ぐらいまでを教えていたお弟子さんが
これで2年続けてTV局にアナウンサーとして入社しました

一人目は昨年の春、日本テレビ入社の弘 竜太郎
現在news zeroなどでスポーツ関係の報道に活躍しています

そして二人目はこの4月からテレビ朝日に入社の下村彩里

新人アナウンサーとしてさっそく「報道ステーション」の
お天気を担当するそうです

まだ週一回の登板だそうですが、
どうやら人気キャスターの登竜門と
噂も高いポジションでのデビューのようです🌸


一時期ミラノで過ごし、スカラ座の舞台に立つなど
厳しい鍛錬を乗り越え
優れたバレリーナでもある彼女は、
2016年準ミスインターナショナルにも選ばれ
名前のとおり彩(いろどり)豊かな感性に溢れ
音楽の才能も豊かでした


近々、
社内で新人のご挨拶の会があるそうで、
そこでヴァイオリンをご披露するそうです。

がんばって〜彩里ちゃん

アナウンサー初舞台は本日4月5日の"報道STATION"(午後9時54分より)。

心より応援しています

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大切なお友達が
ちょっと手術をして
入院してしまいました。


いつも元気な彼女なので

きっとがんばって
良くなってくれると思っています。

手術の翌日は
短いささやかな
演奏のビデオメッセージを送りました。


私にできることは
それしかないないって
思ったからです



入院先の病院は
生のお花が禁止だそうです。


そこで
こちらも出番です


先日 久しぶりに伺えた
アーティフィシャルフラワーのお稽古。

お習いして
作ったばかりの

新しいアレンジメント!! 

明日それを持って
彼女に会いに行ってこようと思います


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とあるお医者様から
皮膚科の先生をご紹介を受け
診ていただいたところ

ヒアルロン酸のシートを貼る!というご提案を受けました

そしていただいたのがこちら。

アブソキュア-サジカル

ハイドロコロイド ドレッシング!! と記載されています
潤いのかたまりなのですね 
でもずっと貼っていても ふやけてしまったりしません。
すごいのです。

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写真が回転していてごめんなさい 💦


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このように シートになっていて
これを適宜 カットして使います。

粘着力もほどよくあって
ぴったり優しくくっついてくれます。


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この上からテープを巻きます。

シート自体に少しクッション性と1mmほど?の厚みがあります。

診察室で
先生がシートを指先に貼ってくださり
その上からテープを巻いてくださった時点で

ああこれでもう治るかもしれない
痛くなくなるかもしれない

思わず涙がポロポロと溢れてしまいました ;_;

看護婦さんがティッシュをくださいました 


私の指先にまるで
ぴったり お誂えむきな 大きさ= 大豆ぐらいの大きさ
のものが、たくさん診察室に用意されていて、

それを見たときにはてっきり
元もとその大きさの製品だと思ったのでしたが

伺えば、看護婦さんがカットしていらっしゃるそうで
それも大感激でした

って...どうしてあの大きさだったのでしょう
みなさん あの大きさが必要になることが多い!!


どんなことで どんな場所に??


何にでも興味のある私...

すみません笑

こんどお訊ねしてみたいと思います

だんだん
さまざまな身体のダメージの修復スピードが
低下してきている(老化!;;)せいか

左の指先の (主に小指のことが多いです)
お肉がだんだんとすり減ってしまい
地盤沈下のよう!?な現象が起きています。。。

タコは出来るのですが
「音色」のためにも
指先の「着地の安定」のためにも
ほぼ毎日のようにヤスリで削ります。

タコを取り去ると、、
弦のあたる 土台の部分(お肉)が 低くなっていってしまっているのです。

これは今に始まったことでもなくて

これまでもそのことからくる
指先の痛みとは
時折戦ってきました。

それでも、回復することも多くあったので
何となく過ごしてきてしまったところがあります。

ところがこのところ
少しまた困ったなあ...と思いながらも

痛みに耐えて

もしくは
痛いところを避けるように使うことで

しのいでいることが多くなってきていました。

演奏の頻度と
その時の湿度や
演奏する曲目の状況

など、条件によって
状態は変わりますので

自分のなかでまだ
こうなったらこうなる。。。というような
一歩踏み込んだ方程式が
つかめないままに過ごしていました。


ただ、徐々に慢性化しつつあるようで
このままではさすがに痛くて困る!
と本気で治療を考えようと思い立ちました。

弦を押さえるので
まるで深い切り傷の上を
ギューっと爪の先ででも押さえつけられるかのような痛さ...

という表現がぴったりくる
なかなか厳しい痛さなのです。。。

さすがに、そのど真ん中の場所は押さえることができません。

弾くことに関するだいたいの痛みには慣れているので
押さえて、ちょっと痛い!ぐらいのことは当然で

そんなものはへいっちゃらな私たちですが
正直なところ、耐えられるレベルの痛みではないのです。


でもこうして、書く気持ちになれているのは
実は昨日、、もしかしたら治るかも!という
ある良いものに出会えたからでもあります。
また次回ぜひお知らせさせてくださいね。

もしかして
同様なことで困っていらっしゃる方がいらしたら
ぜひこの情報を共有したいと思います。

今晩はここまでにて...またすぐ次に!

J.S. Bach  Matthäus-Passion,
in Yokohama  JAPAN, 24th March  


青木洋也氏 指揮、横浜シティ合唱団
J.S.
バッハのマタイ受難曲、

2オケコンマスとしての参加させていただきました。


第42曲、BassのアリアでVnのソロがありまして、


「Gebt mir meinen Jesum wieder! Seht das Geld, den Mörderlohn, wie euch der verlorne Sohn zu den Füßen nieder!

私のイエスを返せ!見よ、この金が人殺しの報酬だ。放蕩息子はお前達の足元にその金を投げ捨てたではないか!」

の歌詞、

そして
ト(G=Gott=God)長調



このイメージの重ね合わせたるや凄いことに💫



先日の 絵画の話にも重なりますけれど
様々な意味合いが精緻に重ね合わされています。


今回、
指揮の青木氏のご自身の歌声と演奏の素晴らしいことはもちろんのこと
その統率なさるお力にも感動しました!

明るく楽しく ぐんぐん皆さんをまとめ上げて行かれます。

そして
合唱団の皆様からは
どれほどこのマタイ受難曲と深く向き合って
この舞台に臨んでいらしたことか
そのお気持ちが歌声を通じて
ひしひしと伝わってまいりました。

その心からの歌声と共になれますよう
心して演奏に努めました。

そしてその青木さんをはじめソリスト歌手の皆様それぞれが
ほんとうに素晴らしい音楽家さんばかり!

それぞれに魅力がキラキラと溢れ出るようでした。


幸せでした。

素晴らしい歌声、歌....を間近に聴かせていただける喜びといったら
言葉になりません。


そしてそしてオケの皆様もこれまた凄い!


1オケのコンサートマスターの原田陽(あきら)さんは、これまたすごく
心にひたひたと染み入るヴァイオリンを演奏なさる素敵なお方なのです
感激いたしました


そして弦楽器も管楽器も鍵盤の皆様も
何十回、もしかしたら何百回とマタイを演奏なさっているのではないかという
百戦錬磨の素晴らしい演奏家さんばかり。

ご一緒させていただくなど
何とも光栄でそして幸せな時間でした。

原田さん!お声をかけてくださり本当にありがとうございました


終演後....多くの演奏者の方々からお褒めの言葉をいただけたことは
ほんとうに嬉しく、そしてほっといたしました。


ますます身を引き締めて 精進してまいります。



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あっそういえば今回も、
リハーサル中も本番前後も写真を一枚も撮っていなかったなあと、
終演後に気が付きました。
今回もりっぱに忘れていました...笑
...という訳でこちらは終演後の撤収のシーン


Rehearsal

こちらは、リハーサル中の写真をお友達から拝借🙏。私の幼馴染の讃岐染「大川原染色本舗」さんのトートバックが
私の足元にちらりと写っています!

matthewsPassion




前回エンリコ・オノフリ来日の公演は
東京文化会館でしたが

ちょうどおりしもお隣の
西洋美術館で
クラーナッハ展が開催されていました。

メランコリーがテーマだったコンサートに
ぴったり合わせたかのように

メランコリーを題材にした有名な絵も展示されていて

不思議な巡り合わせを感じたりもいたしました。

久しぶりにそのときの図版を見直していました。


このニンフの眼差しの描写に感嘆し
うすい絹のベールの描写に感嘆し




いやはや
これはすごい

としか

いいようがないでしょうと
感激してばかりです



私は長年
この「泉のニンフ」という絵の左上に描かれている
ラテン語の銘文に
理由もなく とても魅かれています



「我は聖なる泉のニンフ。われは憩う。わが眠りを妨げることなかれ」
「FONTIS NYMPHA SACRI SOMNVM NE RVMPE QVIESCO」 


ラテン語の Vは U 。。。(イタリア人のエンリコたちにとっても
古い文を読むときに、UでVなのか  もとからVがVなのか
解りにくいことがあるそうです。)


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右下のヤマウズラは、狩猟の女神ディアナの象徴。
ディアナはニンフ達に、
何人にも裸身を見せてはならないと命じた女神だそうです。

そして木に掛けられた 弓筒と弓矢は狩猟そのものの象徴だけではなく
ひとを愛にかきたてるキューピットの弓矢を想像させるものであるようで、
性的な解放を暗に象徴するものでもあるそうです。


というわけで
昔の絵というのはときおり
こんなに幾重にも
物事を暗示的に

もしくは観るものを
「思慮の深みへと誘う」(図版より)べく、
さまざまな仕掛けが秘められていたりするのですね


それこそ
思慮の深みへまざまざと
誘われてる私です



面白いです




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