Pietà  ~18世紀ヴェネツィアに花開いた、ピエタ慈善院の女子合奏団~ 

ご来場の皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました✨


終わったらさぞ疲れてバッタリと倒れるかと思いきや
全くもって元気な自分に自身で驚いています

当日は美しい晴天に恵まれました!

お昼の部は完売、
ご希望に添えなかったお客様には申し訳ありませんでしたが、
朝の部、夜の部にも、多くのお客様が駆けつけてくださり
誠にありがとうございました

素晴らしいいち日となりました;_;

「ピエタ」著者の大島真寿美先生にも大変喜んで頂けて
「せつ子さんにアンナ・マリーアが乗り移っていたわ!」
「何度も涙が出た」「ものすごく良かった!!!!!」
「みんなが音でおしゃべりしているみたいだった!」とのお言葉に....
畏れ多く思いながらもほっとしました

そして次の一歩へと繋がる言葉をたくさん頂いて、
再会をお約束しながら、お別れしました 

この数ヶ月の間...ヴィヴァルディとピエタの娘たちに思いを馳せ、心を一つにして公演と向き合ってくださったイタリア在住 音楽学の佐々木なおみさん、

18世紀のヴェネツィアのお菓子を熱心に研究し試作を重ねてお心を込めて往時のクッキーを再現してくださったお菓子製作者の道明佳子さん、

全てをお任せであの日の衣装を作ってくれた親友来嶋しおりと夫のデザイナー、ミハエルさん(volga volga)、

ご協力いただいた全ての皆さまに、
感謝感謝でもう何から申し上げたら良いのかわからないほどです。


そして何と言っても....かけがえのない演奏の仲間たち....本当にありがとうございました


大島先生の小説の言葉に導かれるようにして、
演奏者全員が持てる全てを注ぎ込んでのL'estro armonico


アントーニオ・ヴィヴァルディとピエタの娘たちに思いを重ねる時間....みんな煌めいていましたした


朗読をしてくれたテレビ朝日アナウンサーの下村彩里さん

彼女は報道ステーションで、フィールドアナウンサーを担っていて、
公演前数日も能登に飛んで行くなど大変なスケジュールが続きました

そんななか演奏メンバーが全力でサポート体制でいてくれたことは
本当に心強いことでした

私が小学校1年生から高校生までヴァイオリンを教えていたお嬢さんです

名前の通り、彩り豊な感性に
その才能の煌めきを感じるばかり
素晴らしい朗読で参加してくれました

これからますます楽しみでなりません

私は...思いは10年とはいえ、
この半年以上を台本作りにかかりっきりになりました

どの言葉も大切なのに
さてどこを選び出して音楽と共に3時間の公演にするのかと
まあ何と大それたことをこんな不肖私などが始めてしまったのかと
後になって気づきもしました

デスクワークの膨大さに
直前の疲労の蓄積度合いは自分でもいささか不安がよぎるほど...

公演の最後の音を弾き終えたらどーっと涙が溢れてきちゃったらどうしよう、、
などと思ったときもあったけれど、全くそんなことはなく、
もう感無量を通り越しているのか、
今、自分でも驚くほど清々しい、何か不思議な心持ちがしています

季節柄、風邪も流行し始めるなか、出演者一同、関係者一同、皆元気にその日を迎えることができたことも、感謝です

そういえば...お昼の部で、拍手をしながら、決して少なくない数のお客様が、すっくと力強くお席から立ち上がり、手を掲げて拍手をしてくださったことを、たった今、映像として思い出しました

皆様からの拍手がちょっといつもと違って聞こえたことも

長く忘れられない思い出として胸にしまいます

さて出発、そんな気持ちで、また進んでまいります

誠にありがとうございました



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表紙には、カナレット展で撮影許可の出ていた絵画から、空の部分を切り取って使いました
思ったより色が沈んでしまったので、ちょっとわかりにくいですけれども...
でもカナレットさんの絵...なんです💫
キャンバスの凹凸が見えるのが素敵だなあ、やっぱり実物の力があるなあと思いこの写真を使いました


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そしてまた出発〜〜〜〜〜いたします!!!



ありがとうございました。
また皆様とお会いできますように✨

ー アントニオ・ヴィヴァルディ と ピエタの娘たちに ー

心を捧げ、音楽を捧げる旅は 続きます💫

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 この一枚 大好きです!......
Photo by せつ子